靴下のコーディネート方法
メンズファッションで見せるポイントはたくさんあります。
中でも意外と忘れがちなのが、くつ下。
パンツの裾からちらっと見えるくつ下でさりげなくアピールするのも一つの手です。
毎日スーツを着ている方やシンプルなスタイルを好まれる方でも、履いているくつ下がオシャレだと、はっとさせられる時があります。
女性はストッキングなどで見せることができますが、男性はくつ下しかありません。
見えないからこそ足下をオシャレに見せることが、メンズファッションにおいて重要になってきます。
ポイント1:靴下の柄・カラーコーディネート
最近はオシャレな柄のくつ下が多く見受けられるので、いろんなお店を廻って見てみるとよいと思います。
例えば、最近は、アーガイル柄やボーダー柄、ノルディック柄などの爽やかな柄を見ることが多いです。
スーツなどの全体が暗めのコーディネートのときこそ、くつ下は明るめにして目がいくようにするスタイリングも効果的かと思います。あるいは、紺や茶色などの暗めの生地にビビッドなカラーがラインで入っているくつ下などもいいな、と思いました。
ポイント2:丈の合わせ方
例えば、ハーフパンツなどの足が見えるボトムスを合わせる場合は、中途半端な丈のくつ下を合わせてはいけません。
パンツの丈にもよりますが、一番無難に合わせるなら、くるぶしにかかる程度の丈のくつ下がよいかと思います。
上級者の場合は、ひざ下くらいのハイソックスで見せるのもありだと思います。
絶対に選んではいけないのはふくらはぎのあたりの丈です。
短くいくか、大胆にいくかの二つが良い手。
あるいは、裸足で履いているように見えるタイプのフットカバーも選択肢に含んでもよいと思います。
ハーフパンツの時だけでなく、デニムなどをロールアップして履く時にもフットカバーは活躍します。
さりげなく素足を見せることもオシャレです。
しかし、直に素足で靴を履くと、臭ったり、傷んだりするので、フットカバーで保護してあげると良いです。
ポイント3:季節感を感じさせる
くつ下で季節を感じさせることも大事な要素です。
先ほどのようにフットカバーは暑い夏にぴったりです。
アーガイル柄はオールマイティに使えますが、ノルディック柄は冬など寒い気候を感じさせてくれます。
寒い冬などにちょっと小春日和な一日が到来した日などは、温かさを感じさせるような冬用の柄ではなく、逆にボーダー柄などで、ちょっと涼しげに見せてあげると、気持ちが良いかもしれません。
パーティーやちょっとした催しものがあるときなどは、フットカバーを使って素足を強調した足下に高級感ある革靴などを合わせるなど、見た人がはっとするようなスタイリングも効果的かもしれません。
まとめ
先にも述べましたが、季節や気候、状況によってちょっとした演出ができるのがくつ下の役割です。
その状況に適切なものを選ぶことや、気分を表現したりできる、薬味的な存在。
意外と女性達が見ているポイントでもある足下。
くつ下をうまく使いこなして、さりげないオシャレをしてみてはいかがでしょうか。