隣接色のトーン違い色を組み合わせる|30代の男性のメンズファッション情報のメンコレ






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隣接色のトーン違い色を組み合わせる

隣接色は色が合いやすい

モテるファッションのための配色講座。

2色の色の合わせ方は、最初にダイアード(反対色)を紹介したが、実は隣接色の方が合いやすい。
色相が近いということは、それだけ共通点が多いということなので、合うのはある意味当たり前です。
(ただし変化が少ないので、パッともしないが)

ということで具体的に色見本で、どんな感じになるのか見てみることにする。
まずは復習を兼ねて、ダイアード配色から。

ダイアード配色(トーン違い)

色相環で反対の位置(180度)にある色の組み合わせ。
トーンはブライトトーンとペイルトーン。

ダイアード配色では、主にする色の反対色を、主にする色の引き立て役として使うと使いやすい。
なので引き立て役の反対色は主人公の色のすぐ横に置いて主人公の色が際だつように組み合わせると良い。

やり方としては、主人公の色の面積を大きくして、反対色の面積をほんのちょっとにして添える。
要するに影のように背景風に使えばいい。
ペールトーンのような薄いトーンを使えば、主人公の色は際だつのでキレイに見せることができる。

ロンドンハーツの芸人私服イケてない王決定戦などで、人気ブランドの服を着ているのに、なぜかイケてない芸人さんが話題になるが、たいていの場合、色の組み合わせ方が無茶苦茶なんです。

類似色の組み合わせの例

2色の組み合わせとして、隣接色や類似色を使うという方法は、無難であると同時に、雰囲気を作りやすい。
つまり暖色(赤やオレンジ色)同士だとか、寒色(青や青紫)同士が並ぶので、心理的な印象や効果を一致させることが出来る。

色の組み合わせには明瞭性、つまり色の違いがハッキリしていることも重要なのだが、色相が遠くなると違いはハッキリする一方、それに反して類似性がなくなっていくので、だんだん合わなくなるという矛盾がある。

なので色相が近ければ統一感があるが、おもしろみがない。
逆に色相が遠ければ、変化が大きいが、リスクも大きいと言うことになる。

同じトーンの色の組み合わせの場合、90度違っていてもさほど違和感はありませんね。
こういう風にトーンを統一した組み合わせを特にトーン・イン・トーン配色と呼ぶ。
同じトーンの色というのは、似たようなイメージを与えるので、それによって統一性が出てくるって事だ。