「よ」から始まる用語集用語集
ヨーロピアンカジュアル
ヨーロッパ風のカジュアル・ルックの総称。1970年代に「アメリカン・カジュアル」と共に用いられ始めた。フランスのシックな感覚のカジュアルという意味合い。
「イタリアン・カジュアル」の台頭と共に、「フレンチ・カジュアル」と二分され、「ヨーロピアン・カジュアル」自体は用途が減った。
ヨタレ
縫い目のふらつきを表す縫製の欠陥用語。
ヨーク
身ごろやスカートの腰部分などに装飾や補強の意味でつけられた、切り替え布。方、腰、胸などに多く用いられる。ヨーク肩や胸、背、ボトムの腰部分などに使う切替え部分のこと。平面的な素材を身体の曲線に合わせる目的、装飾目的などで用いられる。ヨークの切り替え部分に、ステッチ・ワークやギャザー、タックなどをいれる。一般的に横方向に入る為、全体のバランスに大きく影響する。
ヨークスカート
ヨークがつけられ、それが特徴となったスカート。ウエストからヒップあたりはフィットさせ、そこから下はプリーツやギャザー、フレアーなどでふくらみや広がりを持たせたものが多い。
羊毛
ウール。ただし、羊以外のアルパカ、キャメル、アンゴラ、モヘア、カシミアなどもウールとして扱われている。保湿性、吸湿性、弾力性、難燃性などの特徴があるが、虫に弱く、縮む欠点がある。
ヨーガンレール
1944年、ポーランド、ポズナン市生まれ、西ドイツのグルタースクール卒業後、テキスタイルデザイナーとしてパリで働く。その後ニューヨークから親交のあった旭化成の開発部門の協力を得て、東京へ。住商繊維の助力をえて「ヨーガンレール｣をスタート。
横編
横編と緯編。どちらも｢よこあみ｣なので混同しやすい。一般的には緯編は「よこ編」と書くことが多い。緯編はよこ方向から糸が供給され、よこ方向に編目を作っていく編み方。よこ方向の伸縮性が大きく、一つの編目が切れると伝線が起こって、編目がほつれる。緯編には円型に編む丸編と平らな生地に編む横編がある。
より糸
2本の単糸をより合わせて1本の糸にしたもの。
