「ら」から始まる用語集用語集
ライセンス
「免許、許可証」の意。ファッション業界では、海外・国内の企業やデザイナーとの間の契約に基づいて認められた、ブランドやデザインの使用権、生産・独占販売権等のことを意味する。
ライトトーン
明度が高く、色味がある色調のこと。
ライダースジャケット
バイクに乗る人たちが用いるジャケットで、機能的なデザインの革製ショートジャケット。ダブルブレストでジッパー使いのジャンパータイプが代表。
ライトコート
ゆったりとしてラフなコート。軽い素材が使われているコート。
ライナー
防寒などのための、取り外せる裏地。このライン(line)は線のラインではなく、保護用とか裏地とかを指すライナー。コートの裏にファスナーやボタンで取り外しができる裏地のこと。
ライフスタイル
生活様式、生活形態。そこから、遊びや健康、創造活動、文化的なものまで「生活の仕方、志向、生き様」なども含まれるようになった。
ラインステッチ
別名、ダブル・ランニング・ステッチ。ランニングステッチ(ぐし縫い、並み縫い、表と裏の針目を同じ長さに縫う)を同一線上に二度刺すこと。表裏ともに1本の線が続くように仕上がる。イタリアンステッチとも呼ぶ。
ラインストーン
ガラスの模造宝石。昔はライン川で取れた水晶をカットしていたことから、その名前がついた。現在はカットしたガラスを指す。ガラスをカッティングして、裏に金属で箔をし反射を増やしている。
ラウンドカラー
シャツの衿型で丸みを帯びたもの。ラウンデッド・カラー。
ラウンジウェア
ラウンジとは、「ゆっくりくつろぐ」の意味で部屋でくつろぐ時に着るゆるやかな衣服。
ラグジュアリー
ぜいたく品。LVMHの総帥、ベルナール・アルノー会長が自らのブランドグループを「ラグジュアリー・ブランド」と名づけ、伝統と格式を持つ、高級なデザイナーズブランドを「ラグジュアリー・ブランド」として区別した。
アルノーはこの「ラグジュアリー」という言葉を好んで使い、アルノーの伝記のタイトルは「テースト・オブ・ラグジュアリー(ぜいたくの味)」。
ラグランスリーブ
襟ぐりからわきの下に切り替え線を入れ、肩と袖を一続きに袖布を縫いつけた袖。トレンチ・コートに使われているもの。クリミア戦争時にラグラン将軍が考案したといわれている。袖ぐりが深いため、負傷者でも楽に脱ぎ着できる。
落下傘スタイル
56年ごろ、日本で流行したウエストを絞り、ペチコートで落下傘のようにふくらませたスカートのシルエット。ディオールのニュールックの影響を受けたもの。
ラッフル
ひだ飾り。フリルと同義だがフリルより幅広のものをいう。布辺にギャザーやフレアーを入れたり、プリーツをたたんで波のようにひらひらさせたもの。
ラバーコート
ゴム製コートの総称。ゴムで作られたコートやゴム引き布地のものなど。レインコートはゴム製から始まったとされ、1747年、フランスのフランソワ・フレスノーが生ゴムをオーバーコートに塗りつけたものといわれる。
ラペル
折り返った部分。テーラードカラーの下衿。上衿はカラー。
ランチコート
ランチはアメリカでいう「大牧場」のことで、そこで働くカウボーイたちが着る防寒用のショートコート。もとは毛をつけたままの羊の一枚革(ムートン)を裏だしにしてつくられ別名、「シアリング・コート(羊毛の刈り込みの意味)」。現在では、スエードで裏にボアを張ったタイプが多くみられる。縫い目も表に出ているようなもこもことしたボアつきの革のコート。
ランニングドレス
ランニングシャツのような襟ぐりのワンピースのこと。